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2011/07/26

一日目の晩飯は刀削麺

台湾希望の旅、初日の晩飯はホテル周辺で一人で食べた。

まあまあ客が入っていたので、
刀削麺の店に入った。

メニューがたくさんあって注文に迷ったので
店員に
“何がおすすめ?”と中国語で聞くと
“刀削麵”と返ってきた。
でも、メニューの中には“刀削麵”の文字はなかった。





(うむむ?)と思いながら
結局、牛肉麺を注文。

牛肉麺の麺は刀削麺だった。
もちもちしていて美味かった。
台湾のメシは本当にうまい。




「写真を撮らせてくれ」と言ったら、「いいぞ」と快諾された。でも、このオヤジ、ちょっと照れていた。

自由行動開始、ポン引きのおじさん

部屋で荷物を整理してから晩飯を食べるために外へ出た。
台湾の首都台北、賑やかだ。
(街全体が不夜城だな)
と思った。


カメラを片手にぶらぶらしていると
おじさんに話しかけられた。
小指を立てて、ニヤニヤしながら
「女の子どう?4000元。見て決めるOK。」
と一方的に言ってきた。
いわゆる、ポン引き。

ボクは何にでも興味を持つ。
とりあえず、いろいろ質問した。
分かったことは、

・おじさんは路上での靴磨きが本業。
・女の子は普通の学生だったり、OL
・行為をする場所はホテルで、休憩料金600元が別途必要
・4000元がどのように分配されるのかは教えてくれなかった
・どうやって女の子をスカウトするのかも教えてくれなかった
・ボクのことは顔の感じで日本人と判断できた

適当に話をしていると、紙に電話番号を書いてボクに渡してきた。
「後で電話」と言いながら、他の通行人の方に向かっていった。
おもしろいな、台北。


台湾希望の旅。
可愛い女の子との運命的な出会いは希望するが、
こんな形での出会いは希望しない。
ごめんね、おじさん。



夜の台北市街

『海角7号』という台湾映画は有名だけど、40号?

ラブホテルかな。

ビンロウを作っているお兄さん

日本料理の店もある






高級ホテル、ツインルームに独り


鍵を開け部屋に入ると、
シングルではなくツインルームだった。
もともとベンケイと二人で申し込んでいたからかもしれない。

一人にしては充分な広さだ。
とてもきれいに掃除されているし
トイレもウォッシュレットだ。
部屋からの眺めもいい。
無線LANも使える。
申し分ないすばらしいホテルだ。


ホテルのスタッフは我々が台湾希望の旅の参加者であることを知らないのかもしれない。
一般の宿泊客として接してくれる。
これはありがたいことだった。
変に特別扱いされると、こちらも気を遣ってしまうので。


テレビをつけると、
ワンピースが映った。台湾でも人気あるらしい。
ルフィ海賊団がCP9との戦いを始めるところだった。
みんな中国語を話しているが、意外と違和感がない。
荷物を整理しているうちに
本来ベンケイが使うはずだったベッドは荷物置きになった。

大型バスでホテルへ移動


結局、一行は全部で10人。
学生風の女性、定年退職したであろう老夫婦、同じくおじいさん、中年女性など。子供連れでの参加者もいた。
ガイドさん(施ちゃん)が付いてくれて、
車内で今後の予定や
台湾での注意事項などを説明してくれた。

ガイドさんは明るい人で
冗談(オヤジギャグ)を交えながら一生懸命説明してくれたが、
みんな疲れているからか
または、冗談が全くおもしろくないからか、
ぜんぜんうけていなかった。
思うに、日本人と台湾人では笑いのツボや、表現が違うんだと思う。
台湾人はちょっとしたことでも楽しそうに笑ってくれる人が多い。リアクションも大きい。
日本人でもそういう人はいるが、公の場になるとおとなしくなる。
とにかく、ボクは笑顔で頷いていた。

また、そのガイドさんは
台湾のマスコミが我々にインタビューしたがっている、と教えてくれた。
空港ですでにマスコミの餌食になってしまった人は、いまは別ルートで移動しているらしい。
でないと、我々までマスコミに追われることになるからだ。
ホテルの前にもマスコミがいるから、気をつけてほしいとのことだった。
(でも、気をつけるってどうすれば?)
と思ったが、あまり気にしないことにした。
ホテルに着いたが、マスコミに囲まれることもなく、
部屋のキーをもらってすぐに各自の部屋へそれぞれ移動した。
ホテルの人からの挨拶もマスコミ対策のために省略したようだった。

台湾希望の旅のメンバーが宿泊するホテルについては、
中華民国のHPに次のように書いてあった。
台北国賓飯店(アンバサダーホテル台北)がツインルーム15室を8月末まで提供するほか、高雄国賓飯店(アンバサダーホテル高雄)や台北晶華酒店(ザ リージェント タイペイ)も、それぞれ5室を8月末まで提供する。そのほか台湾各都市の宿泊業者も「台湾希望の旅」の参加者のための客室を提供する。

台湾のマスコミも恐いよ

桃園空港に着くと、
「台湾希望の旅」という紙を持った人が各所に立っていた。
私たちの出迎えらしい。
でも、その近くにはテレビ局の人たちもたくさんいた。
(あれ?何かこのままだと台湾のメディアにインタビューされるかも。ちょっと嫌だな。)
と思い、とりあえず、そこから離れて様子を見ていた。


その後、他の日本人がその紙を持った係員に近づくと、案の定、マスコミの餌食に・・・。
写真を撮りまくられ、テレビカメラをまわされ、何かインタビューされていた。

(危なかったー)
と思いながらさらに距離をとった。


(そうだ。いまのうちに携帯のSIMカードを買おう)
と思い、中華の代理店で500元のSIMカードを買った。
これで台湾でも通話料金を気にせず携帯を使える。


その後、先ほどの場所へ戻ると、
「台湾希望の旅」の係員がいなくなっていた。

(まずいな)
と思ってうろうろしていると、
館内放送で呼び出されてしまった・・・。

(恥ずかしい)
急いで台湾希望の旅一行に合流。
一行は、トイレ・タバコ休憩の最中だった。

チャイナエア(中華航空)で台北へ。


飛行機に乗ると、私の隣は台湾人老夫婦だった。
(日本を支援してくれてありがとう)
と心の中で感謝した。
口に出して伝える勇気はなかった。

1日目:台湾希望の旅、はじまり

東北から成田空港までは遠い
726 ()
早朝家を出て、
在来線、新幹線、京成線を乗り継いで成田空港へ。
空港に行くだけで5時間弱かかってしまった。

成田空港に着いて驚いたのは、
異常に人が少なかったこと。

羽田空港に人が流れているのもあるだろうが、
地震、原発も大きな原因だと思う。

人が少ないおかげで、
搭乗手続きも、関税も、出国もとてもスムーズだった。